診察室からはスキップをして出ることになりました
そう、退院が決定したのでございます
昨日と話は変わって荷物も置いていけることになったので、詰め直しで大わらわです。
退院手続きの書類にサインしたり、持ち帰る処方薬を手配したりと忙しく、息をつく暇もありません
小一時間もすれば、妻と義兄が迎えに来てくれます。
いよいよ念願の一時帰宅が目の前です。
こんなに嬉しいことはありません
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
近づいてく近づいてく決戦の金曜日 (© DREAMS COME TRUE)
という訳で、いよいよ明日の金曜日、白血球の値が2700以上あれば一時退院です。
もう何らかの神様にでもすがって祈るしかないんでしょうか
適度な運動もしてますし、食事も食べていますし、自分でできることはやっています。
そもそも、免疫力を上げることは出来ても白血球を増やす方法なんてないんですけどね
あとは睡眠不足にならないよう、しっかり寝ることくらいですか。
そのためにも、がんばって寝ます、おやすみなさい。
白血球の数値がさがらず一時退院できることになれば、それは嬉しんですけど
それはそれで、戻ってきた時の環境の変化というリスクを伴います。
今は窓際で外の風景を見ながら過ごせていますが、廊下側になってしまう可能性がありますよね
それくらいならまだしも、病室が変わってしまい、ゲップオヤジと再び同室になってしまう可能性も
嫌です、嫌です、それだけは嫌なんです
先程、看護師さんに荷物はすべて持ち帰るように言われてしまいました
持って帰るリストなど考えている場合ではありませんでしたね。
そして、つまりは、上記リスクがより高まったということで
それでも、やっぱり自宅に帰れる喜びに勝るものはありません。
戻ってきた時は戻ってきた時。
明日は明日の風が吹くってやつですよ
手袋の使用許可を得たので、いつも薬は手袋をして塗っています
ところが顔に塗るのに1枚、体に塗るのに2枚、それを日に2回なので毎日6枚ずつ減っていくんですよね。
1箱100枚入りなので、60日以上は使えるはずなのですが
ベッド脇にあったものは使い挿しのものだったので、すぐなってしまいました。
そこで、看護師さんに追加をお願いしてみたところ、これまた快く引き受けてくれ、新しいものを持ってきてくれたんですよ
どうやら手袋はおかわり自由らしいので、再入院してからもありがたく使わせていただこうと思います。
白血球の数値も下がりすぎず、明日から一時退院できるものと信じ、自宅に戻ったら食べたい物のリストを作成しています
明日の午前中に退院するとして、病院に戻るのは18日の午前中までですから、自宅で食べられるのは朝、昼、晩の全てが4食ずつとなります。
朝はパン食なので決めるのも早いのですが、問題は昼と夜
あれこれ食べたい物はありますが、なにせ4食
色々と吟味しつつ、半ば楽しみながら、半ば苦しみながらリストを作成しております。
ぬか喜び、無駄な努力に終わらなければ良いのですが
以前にも書きましたが、この病院は築年数が古いためセントラル型の空調設備などというものはありません。
したがって、夏の暑さ対策は窓の開閉と気合いだけということになります
そろそろ患者さんや看護師さんの会話に
「暑くて眠れなかった」
とか、
「最近は少し食欲が 」
などという内容が増えてきました。
入院している患者のほぼ100%が道産子ですから無理もないでしょうね
しかし、私は地獄のような大阪の夏を10年以上も耐え抜いてきましたから、暑さ慣れしていて食欲が落ちることも暑さで眠れないこともありません。
北海道に帰ってきてからも、なるべく冷暖房には頼らず過ごしていましたから、暑さ寒さへの耐性は道産子より強いのだと思います。
冷房なしの病室だってへっちゃらですよ