午後から検査入院中の母の見舞い。
今日は大腸検査があるとかで、下剤をゴクゴク飲まされています
5年前に私も検査を受けたんですけど、下剤は海洋深層水に塩を加えたようにズンッと重い液体で、1リットルも 2リットルも飲むのは本当に辛いものでした
以降の母は何度もトイレ通いすると思われるため、一緒にいても仕方がないと判断して早々に病室を後にしました。
また明日の午後にでも顔を出してみるつもりですが、今度は胃カメラの検査が予定されているので会えないかも知れませんね
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
昨日、施設の職員さんが良くしてくれて本当に助かると投稿しましたが、実は今回の入院で母を担当してくださっている医師、看護師さんとも実に良い人ばかりでして。
看護師さんは EXPが高そうで LEVEL 36以上はありそうな感じの人たちですし、医師は学校を出たばかりで EXPは高くないものの、潜在能力が高そうで賢者の血を引く若手のホープといった雰囲気です
とにかく丁寧に母の病状、考えられる可能性を理路整然と説明してくれ、それをキチッと文章にして提示してくれました。
とても分かりやすく、読みやすい字で書かれていますね
個人的に、こういう人は好感が持てますし、母のことを任せても良いと思えます。
施設の人たち、病院の人たちにしても、良い人、良い環境に恵まれるのは母の人徳なんでしょうか
いえ、違いますね
これは、私たち夫婦の普段のおこないが良いからということにしておきましょう
母に何かあっても対処できるように準備を進めることにしました。
まだガンと決まったわけではないんですけど、まあ、確率は高そうですし
数カ月前、若い頃に着ていたものの、腹が出っ張ったので着られなくなったスーツを大量に処分しまして
その時、喪服としても着ていた黒いスーツもポイってしちゃったものですから、今は何かがあってもレンタルするしかないんですよね。
そんなこんなで今日の夕方、病院の帰りに紳士服量販店に行って礼服を購入いたしました
たとえガンじゃなかったとしても母は今年で 88歳ですから、あと数年すれば確実にその時は訪れるでしょうしね。
裾直しの仕上がりは来週の 13日。
月曜、火曜の検査で大量出血などして死なないことを祈るばかりでございます
なんだか慌ただしい一日でした。
私達は事務的な作業が主でしたが、施設の担当者は身の回りの世話から入院準備まで、本当に細々したところまで気を使ってくれています。
施設の選考の際、あまりにも簡単に入居可能となったので、その質に疑問を抱いたりしたことを申し訳なく思う今日このごろで
病院では、転倒防止のためスリッパが禁止されているので施設で使っていた上履きを届けていただいたんですけど、かれこれ二年近く使っているので汚れが目立つため、母は新しいものが欲しいと言います。
入院中、顔色などを判断するため化粧は禁止されているのですが、施設の人に化粧ポーチを持ってくるようお願いしたりしている母でして
こんな状況になっても、おしゃれ番長は健在なようでございますです、はい
母の件に関する覚書
2019/04/04
2019/04/05(本日)
卒倒の原因は下血による貧血だが CTスキャンの結果、出血は腸からと思われ、当該部分の腸壁が異常な厚みとなっていることから、悪性腫瘍がかなり進行している可能性があるとのこと。
夕方から造影剤を使用して再びCT検査を行い、月曜日に内視鏡による胃、大腸の検査を実施することに。
悪性腫瘍(=ガン)の疑いがあることを本人に宣告するかとの医師からの問いに、結果が出てからと依頼。
様々な検査による死亡リスク、合併症発症リスク、輸血をした場合の感染リスクなどなどの説明を受けた後に同意書に署名。