今日も病院には往復バスで行ってきました。
夫も書いていますが、近くまで行ったのに会うことは出来ませんでした。
予定通り私は別室で、タブレットの画面越しに、夫が同席をしている医師の説明を聞いてきました。
まず最初に病理検査の結果
- 上顎の切除したところをスライスするように切って検査をした
- 抗がん剤が効いて腫瘍は小さくなっていたので、取り切れた
- 紡錘(ぼうすい)細胞癌というバラバラにできやすい種類の癌だが、一塊になっていたので切除が出来た
- 病理検査の結果を見ても、骨の中に腫瘍が出来ていたため、発見しにくいものだった
- リンパ節の検査結果は前に伝えられた通り
- 予防の意味もあり、リンパ郭清手術をしたが、転移はなかった
- よって、追加の治療(抗がん剤・放射線治療)の必要はなし
- ただ、あごの骨は血のめぐりが良いため、今後もCT検査などで経過観察を続け、必要があれば放射線治療などを考える
皮弁移植の再手術について
- 前回は血管がうまく繋がらなかった
- 血栓が出来ないようにヘパリン(血液サラサラになる薬)を入れていたが、詰まってしまった
- 成功率は90%くらいの手術だったが、残念ながら90%に入らなかった
- 口の中の皮弁は、皮膚、脂肪、筋肉の層になっているが、手術をしながら見るが、取るところが多いと思われる
- 水曜日の手術は、大胸筋皮弁(だいきょうきんひべん)を移植する
- 切り離さずに持ってきて鎖骨の下を通して口の中に通す(医師の言葉とおりで、正確な意味は分からないが、持ってくるのは血管のことだと思われる)
- 口の中が生傷になるため、太ももの皮を大胸筋皮弁につける
- ICUにいるのは、1週間程度
- 大胸筋皮弁の移植の成功率は95%
- うまくいったかは、ICUにいる間に判断が出来ると思われる
- うまく行かなかった場合は、また手術をすることになる
- 手術は午後1時に夫を迎えに行き、2時スタート、手術時間は4時間の予定で夜6~7時に終わる
- 前回のように強い薬で眠らせることはないため、抑制の必要はないと考えている
- 手術日の翌日には、ICUでの面会は可能と思われる
以上がメモをとってきた内容です。
説明を聞いて、夫は思ったよりも大掛かりな手術だと言っていました。
確かに、ちょっと口の中のくっついていないところを取りましょう、程度ではなかったです。
現在、喉には話せるチューブが入っていますが、また話せないものに戻りますし、痰も出ることでしょう。
私はただ今回の手術が無事に終わり、これが最後の手術になることを願っています。