私の一週間は、夫の面会に行く火曜日が中心になっています
それが一番の楽しみですが、帰りは切なくなります
バスに乗っているとき、夫との面会を終えて少し時間があるとき、そして家に戻ってブログを開くたびに、夫が何度も書いてくれていました。
そうだったの、えーそうなの?、そう決まったんだ。
読みながら、色々声を発しそうになります
いつも簡潔な文章で書いてくれるので、読んだだけで納得し、ありがたく思っています
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
隣のベットに入ってきた人、昼寝でイビキをかいていました。
ただし、その音量は小さく私の睡眠に支障のないレベルです。
でも以前の人もそうだったのですが、最初は遠慮しているのか、緊張しているのか、イビキのレベルが高くないと思っていても夜になると爆音になる人もいますから安心はできません
今夜は緊張感を持って就寝したいと思います
病室の斜め向かいの人とは少しだけ会話をしています
病室での会話はほとんどありませんが、診察に呼ばれるタイミングが一緒だった場合、診療科に向かうエレベーターの待ち時間、エレベーターの中、1階の廊下を歩いている間、だまっているのもどうかと思い、私から話しかけたのきっかけです。
その男性はイブキさんという名で、自転車に乗っている時に車にはねられ、アゴを骨折したほか、むち打ち症、両腕の痺れが残ってしまったとのこと
イブキさんはとても物静かで病室ではベッドにいるのかどうか分からないほどです。
大いびき二大巨頭が去って迎えた初めての夜、私はよく眠れましたが、私のイビキでイブキさんが眠れなかったのではないかと心配していたんですけど、イブキさんも自身のイビキで私が眠れなかったのではないかと心配していたということをリハビリの先生から聞きました。
私と同じような考え方、感性の持ち主なんですね
深く話をすれば気が合い、仲良くなれそうな気がしますが、イブキさんは今月末には退院するようなので、あまり仲良くなると退院後に寂しくなること必至ですから、程よい距離感を保ちつつ、当たり障りのない会話を楽しむことにします
今週も妻が面会に来てくれました
私が妻に渡すのは洗濯物、妻からは洗濯が終わったものと新調した長袖Tシャツと例のベビーローション
今日も少し話しをして手を握って二人で静かに座っている時間が過ぎます。
同じことを毎回繰り返していますが、それがとても貴重な時間であり、落ち着いて心安らぐ時間です
そして、毎回繰り返しますが、あまりにも短い時間でもあります。
たった30分間の面会を終えて、妻は病棟を去ってしまいました
先週と同様に歩道橋を渡る妻を見送り、バスに乗り込むところまで見ていると切なさ倍増です
早く家に帰りたいという気持ちがますます膨らんできました
主治医の今後の方針として、手術によってがん組織は完全に取り除くことができたと思われるため、点滴による抗がん剤投与、放射線治療などは必要なく、抗がん剤の経口薬投与を行うとのことです。
それがどんな薬か分かりませんし、どんな副作用が出るのか、ちょっと不安ですけど通院の必要がないのは嬉しいですね
抗がん剤投与なら病院に一泊とか、それ以上になるかも知れませんし、放射線治療だってそれなりの時間がかかるでしょうし。
まだいつから始まるのかすら伝えられていませんし、どんな薬なのかも知らされていませんが、始まる際には副作用に関して詳しく聞いておきたいと思います
味の濃いものが唾液腺の過剰反応を引き起こしているのではないかと、今日は牛乳を試してみました。
結果は微妙な感じです
一口目は10段階で1程度の痛みだったので、これはイケるのではないかと期待したのですが、一口飲むごとに痛みが増し、五口目には10の7くらいの痛みになってしまったので訓練を中止してしまいました
今日も事前に投与する鎮痛剤が変わっていないので、理学療法士さんに聞いてみたところ主治医が薬の変更に関して首を縦に降らないのだと言います。
理由は分からないそうで、理学療法士さんもなぜだろうと首をひねっていました。
明日の朝の診察で今度は私から直接、鎮痛剤の変更を陳情したいと思います
昨夜から睡眠導入剤を一種類減らしましたが、その影響は軽微でした
21時の投与分を中止したのですが、次に投与する23時までの間もウトウトできましたし、23時の投与以降は、夜中に何度か目を覚ましたものの割りと眠れたように思います。
この調子で23時に2錠投与しているのを1錠に減らし、最終的にはその1錠もやめるという段階を踏めば眠剤に依存せずに眠れるのではないでしょうか。
23時の眠剤はかなり強力なものらしいので、いきなり1錠にせず、21時に投与していた軽いものと合わせて2錠にするとか、色々な手段もありますしね
問題は、隣のベッドに今日にも入院してくる人がどの程度のイビキなのかです。
もし、轟音、爆音だった場合は、その人が退院するまで眠剤調整は難しいでしょうね