夫から次の面会の時に持ってきて欲しいものを頼まれました。
それは、耳かきです
入院をするときに金属製の新しいものを買って持っていったのですが、耳に入れるところが大きく奥まではいらないんだそうです
家で使っていたものと同じサイズがいいと言っていました。
頼まれ物があると張り切る私です
ベビーローション、孫の手、もっと前にはロート、ドリンクボトルを持っていきました。
今回も百均で探してみようと思います
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今は皆さんの食事時間ですが、私は胃ろうからの栄養摂取を行っております。
しかし、不思議なもので8月25日の手術以来、口から食べ物を摂取していないのに飢えを感じないものです
もちろん、早く口から食べられるようになって家に帰りたいという気持ちはありますが、入院生活を送っていて周りの人が食事をしていて、その香りが漂ってきても、ガルルルッと野生に帰るほどの飢えは感じません。
食事時間より早く胃ろうから栄養剤を補給してもらっているからでしょうかね
しかし、周りの人がゴックンゴックンと、喉を鳴らして美味しそうに水などを飲んでいるのは羨ましいですし、とっても水が飲みたくなるんです
まだ痛みがどうなるか分からない嚥下訓練に多少の焦りを感じてしまいますが、医師や理学療法士さんを信頼しつつ、少しずつでも前進したいと思います
嚥下訓練が始まり、水以外にも味の付いた飲み物やゼリーを口にするようになったため、口の中をケアする必要があります。
しかし、口の締りが悪く、うがいができないので歯ブラシは使えません
理学療法士さんに
「スポンジブラシで掃除すると良いですよ」
「ブラシは1階のコンビニにも売っているはずですけど。」
と言われました。
ちょっと自信なさげだったので、看護師さんに
「スポンジブラシってコンビニにも売ってますか 」
と、尋ねたところ、
「それならいくらでもありますから使ってください」
と、ブラシを何本か持ってきてくれました
そして、
「足りなくなったらいつでも言ってください」
と付け加えてくれるではありませんか。
普通は買わなければいけないものを使わせてくれるなんて
もう入院生活も長く、何度も手術もしているので、相当な金額を病院に落としていますから、ちょっとくらいの備品なら使わせてくれたりするんでしょうか
いや、知らんけど。
今日は予約をしたクリニックに行き、インフルエンザ予防接種をしてきました。
予約の電話をした時に、午前中は混んでいるので午後からの勧められ、さきほど行ってきました
最初に医師の診察があり、先週コロナのワクチンを打っていますが、これは問題はなしと言ってもらいました。
胸の音を聞いてもらい、血圧も正常値だったため、看護師さんに打ってもらいました。
コロナのワクチンは左腕だったので、インフルエンザは右腕。
医療機関で働いている友人から、インフルエンザは痛い年と痛くない年があり、今年は痛くなかったと聞いています
接種した病院も看護師さんも違うのですが、痛くないという話を信じてリラックスして打ってもらうと、チクッとしましたがコロナワクチンほど痛くなかったです。
夫の病院がある隣町では、インフルエンザで学級閉鎖になっている小学校があるそうです。
私も予防接種をしましたが、油断することなく、マスク・手洗い・うがいを続けようと思います
斜め向かいの人の職業が、どうやら私と同業者っぽい感じがしていたんですけど
ある日、耳に入ってきた理学療法士さんとの会話だと、確実にコンピューター関係の仕事をしているようです。
もしかして、もしかすると私の引退後の仕事を引き受けてもらえるのでないかと勝手に期待してしまったんですけど、お仕事の内容はファクトリーオートメーション(FA)関連で、工場の作業を自動化する機器やアプリケーションを開発されいる会社にお勤めのようでして
同じコンピューター業界ながら、かなり分野が異なっているので、Webサーバーの保守やらWebページ管理やらはやっていないと考えるのが自然ですから業務の移管は不可能でしょう。
う〜む、なかなか都合良くはいかないものですね
先ほど今日の嚥下訓練が終わりました。
いつもは午前中なのですが、理学療法士さんの都合で午後に変更になったんですよね。
で、訓練の結果はと言いますと
な、なんと驚きの痛みゼロ
水もさることながら、牛乳を口に含んでも痛みがありません。
昨日からロキソニンに変えていますが、昨日の訓練では痛みが10段階の5、今日も同じロキソニンなのに0。
一昨日の痛みが10、昨日が5、今日が0と一気に痛みが引きまして
理学療法士さんの都合など色々検討した結果、来週の火曜日は鎮痛剤抜きで嚥下訓練をして、果たして痛みが引いたのがロキソニンの効果なのか、唾液腺の過剰反応が消えたのかを試してみることになりました。
鎮痛剤なしだと痛みが10になって、のたうち回ることになるかもしれませんが、ここは一か八かの勝負です
その罰ゲームみたいな訓練をする私としては、唾液腺の過剰反応が治まったことを願わずにはいられません。
今日の診察では大きな進展は無し。
嚥下訓練で飲み込む際、上あごの奥の方にシーネの突起物なのか、角なのかが当たって痛いことを主治医に告げると、ミ〜ンと、歯医者さんが良く使う、あの、何だか分からないですけど、歯を削るやつでシーネを削って調整してくれました。
今日の嚥下訓練は午後からなのでまだ分かりませんが、今のところ唾液を飲んでも痛みを感じないので調整はうまくいったものと思われます
昨日の処置で壊死している部分を切除ましたが、それほど大きな痛みもなく、主治医がその部分を確認しても今日は切除、または除去しなかったので、壊死は進んでいなかったのでしょう
そんなこんなで、今日の診察と処置は短時間で終ることができました。
何となくの予想通り、向かいのベッドの人はイビキをかかないか、かいたとしても静かなイビキなようです
爆音で目が覚めることもありませんでしたし、私が尿意で目覚めたときもイビキをしていませんでした。
これはとても助かりますね
短期入院などと言わず、できれば長くご一緒したいと思いますが、私のような重病でもない限りはすぐにお別れとなってしまうのでしょう。
せっかく静かな夜を過ごせる環境なのにとても残念なことです
それにしても、相変わらず入院患者の出入りが激しいのに加え、病棟内の病室は、ほぼ満室状態なんですよ。
この病室も同様なので、落ち着かない日々が続きそうです