13:00 という約束を守って入院手続きを済ませた。
院内に懐かしさはなく、「ちょっと外泊してきました」という感覚だ。
すべてに見覚えがあり、何もかにもが記憶に新しい。
まるで自宅では 4-5日しか過ごさなかったようである。
それは喜ぶべきことなのか悲しむべきことなのか…。
(共に闘う夫の携帯電話)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
朝9時半から始めた抗がん剤の点滴は、4時前に終わった。
前回と同じように、点滴を始めて5分後に顔がカァーと熱くなって、胸が苦しくなったので、一旦停止。
生食を入れて休憩し、再開したら問題なし。
朝も昼も、ご飯はほぼ完食。
ただ、昨日からずっと便秘でお腹が張って少し苦しい・・・・。
(携帯電話より)
昨夜はなんだか寝付けなかった。
熱くて何度もタオルケットをかけたり、はいだりジタバタしていると、吐き気がしてきた。
丁度、看護師さんが11時の見回りにきたので症状を言うと、吐き気止め(プリンペラン)を飲んだら?と言ってくれたので、持っていたプリンペラン2錠を飲む。
熱いならと、アイスノンの小さいのを持ってきてくれたので、おでこを冷やす。
少し眠ったが急に吐き気がして、トイレでがっつり吐く。
時間は夜中の1時。
ただ、吐いたらスッキリしたので、また眠れた。
朝5時、また吐き気がしてトイレへ行ったが、もう胃液しか出ない・・・。
そうこうしていると、6時の起床時間になった。
(携帯電話より)