以前は財布の紐が緩むとか、財布が軽くなったなどと言ったものですが、今はスマホ決済やカード決済が主流になったので、財布の紐が緩むこともなく、散在したからといって財布が軽くなることもありません。
それはそれで利便性が高くて良いのでしょうが、リアルなお金を所持しないと散財に散財を重ねてしまうのではないかと心配になります
ところが、自己破産件数や個人再生件数は2003年をピークに減り続けているんですってね
2003年といえば、バブル期に結婚した夫婦の間にできた子供が成人を迎えた頃。
それまでの若者は親にお金の無心をしたり、後先考えずに消費者金融から借りまくったり、何枚もクレジットカードを作ってクレジットローンを返済しまくる自転車操業状態に陥り、結果的に借金を返済できずに自己破産の道をたどることになったりしたものです
ところが1990年にバブルが弾け飛び、日本経済は一気にどん底まで落ちてしまい、それから失われた10年、20年、30年と続いて行きます。
その間に育った若者は計画性に富み、無駄な消費はしないなど、節度を持って消費するため自己破産件数も減っているのかもしれません。
なんか、小難しいことを考えてしまいましたが、とにかく今は財布の紐が緩んだり財布が軽くなったりしないということで