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通院悲喜こもごも 五話目

通院悲喜こもごも

大阪で暮らしていた時のことですが、持病の経過観察で定期的に個人病院に通って血液検査をしていました。

その際、他の病院と比較して異常に高い料金を請求されていたので、受付の人に明細書を要求したんですよ。

そうしたら明細書は出していないとか言うもんですから、今は病院で明細書を発行するのは常識だと言ってやると、目を白黒させながら裏に引っ込み、医師を連れて戻って来まして

院長も兼ねるその医師はアタフタし、
「いえ、あの、料金にはですね、採血にかかった費用と診察料、それに生活習慣病指導管理料などが含まれていましてね」
などと言い始めたので、
「診察料って言っても今日は採血だけで先生と会ってもいませんよね
「生活なんちゃらって言われても、私は誰からも何の指導もうけていませんけど
と言い返してやると、
「いえ、そういうことではなく、その、アレが
などと、ゴチャゴチャ言うので呆れ果て、
「はいはい、じゃあもうイイです」
と言い捨てて病院を後にしました。

物凄い不信感を抱いたので、それっきり通院するのをやめたのは当然のことです。

医者は偉いと盲信したり油断していると、いつボッタクリにあうか分かったもんじゃありません

それにしても、あの時の医者のアタフタぶりが、あまりにも無様で思い出しただけでウケるんですけどぉ

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訪問者 2021-10-13

今日のお昼前に、ドアホンが鳴り、出てみるとゴニョゴニョした声が聞こえました。

これは お隣のソラくんの声だと思って玄関に出ると、ウミちゃんを抱っこしたマユちゃんとソラくんがいました

実は先月もソラくんが急に訪ねてきてくれて、そのときはこれからプレ幼稚園に行くので、「いってきます」と言いにきたんだそうです。

来てくれたのはその1回だけで、また来て欲しいと思っているとカットをしにいったときに言うと、迷惑じゃないですか?とマユちゃんは気にしていたそうです。

全然構わないと私が言ったので、今日はプレ幼稚園から帰ってきて、「ただいま」と言いに来てくれました。

ソラくんは少しだけ言葉を話せるようになったので、着ていたパーカーを褒めると、パーカーをめくって中に着ているTシャツを見せて「きょうりゅう」と絵を説明してくれました。

こんなに可愛いソラくん、マユちゃん、ウミちゃんは、もうすぐ関東へ戻ってしまいます。

お隣の家族は寂しく思うでしょうが、私もきっと泣いてしまいそうです

今日の血圧
朝 113-73(心拍数 61)
夕 125-83(心拍数 64)

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