そろそろ消灯の時間です。
隣のオヤジは今日も午前、午後ともぐーすかぴー状態でしたから夜は眠れないんでしょうね。
お願いだから戸棚をガタガタいわせんなよっ
こっちまで眠れなくなるんだからよっ
あと3日、今日を含めて3回寝たら退院できるはず。
家に帰るのが本当に楽しみで待ち遠しいったらありゃしません
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
木曜日に耳鼻咽喉科で診察を受け、処方してもらった薬を飲んでいるので、症状はずいぶん良くなっています。
たまに喉に感じていた痛みや違和感は減り、つばを飲むためにゴックンとしても、普通に入ってきます
今日の午前中は歯医者さんの予約が入っており、兄ちゃん先生にずっと咳が収まらなかったのは風邪のせいではなかったということを話してきました。
そして話しているうちに、耳鼻咽喉科で病名と症状を聞いて、今までに起こっていたことが納得できました
遡ること昨年の夏、朝起きたときに喉が乾いてカラカラになっていました。
私はいびきをかくので、寝ている時に口を開けているから、喉が乾くのかもしれない、それならば口を開けていびきをかいても乾かないように、マスクをしよう
そう考えて、昨年の夏から寝る時にマスクをするようにしました。
喉の痛みがないときもありますが、防げないことも多いので、結局ずっとマスクをして寝ています。
この頃「咽喉頭酸逆流症」が始まっていたのかも
横になると胃酸が上がってきやすいので、朝起きて喉が痛いのを乾いていると思ったのでしょう
ということは、薬を飲んで症状が和らいだら、寝るときのマスクはもう必要ないですね。
今夜からマスクなしで寝てみましょうか
手術した部分の頬が固くなってきたようなきがします
口の開閉も少し違和感がありますし
妻が言うには少し腫れているように見えるとか
看護師さんも私自身も分からないのに、細かいことにまで良く気づきますね、うちの妻。
主治医によると、固くなったり、違和感があったり、腫れたりするのも手術後なら当然のことなので心配ないらしいんですけどね。
そうは言われても、開口訓練も中断している今、頬がカチカチになって口が開かなくなったら嫌なので、たまにあ゙〜っと口を大きく開けたりしている私です
昨夜は隣のオヤジも静かにしており、割と快適に眠ることができました
朝の目覚めは5時ちょうど。
Wi-Fiも飛んでいる時間なのでそのまま起床。
早朝からスマホを操作したりパソコンに向かったりしておる次第です
今日は室内運動をする気もなく、ダラダラと動画を見たりして過ごすことにしています。
コンビニでおやつも確保していますし、トイレや洗顔、歯磨き以外はベッドの上から降りる気はありません。
・・・
今日は土曜でシャワーを浴びることができる日。
やっぱり浴びとかなきゃいけないでしょうねぇ
もうすぐ消灯の時間です。
いつもの金曜日なら多くの人が退院して私一人になるケースが多かったんですけど、今日は満室のまま週末を迎えます。
隣のオヤジはアレですけど、向かいの若者、斜め向かいの人は静かなので、まあ良いでしょう
7カ月の入院期間、この週末、土日がとても嫌だったことを思い出します。
なんだかとっても切なくて、やりきれない気持ちになっていたものです
土日は診察もなく、運動機能訓練のリハビリも嚥下訓練もなく、やることがなさすぎてヒマだったこともあり、余計なことを考えたり家に帰りたかったり妻に会いたかったり。
でも今回は違います
週末が過ぎて来週になれば退院ですからね
ではでは、今日も余計なことは考えずに寝るとしましょうか。
今日は静かにしとけよっ、隣のオヤジ
家ではエプロンをして食事をしています。
歳のせいか食べこぼしが多くなってきたこともありますが、手術の影響で唇が閉じず、歯をカバーするシーネも装着しているため余計に食べこぼしが多くなったので、今となっては必需品、止めることなどできないくらい重要なアイテムとなりました
それは病院でも同じだろうと妻がエプロンを持たせてくれまして。
ベッドのシーツや布団を汚したり、服を汚したりしないように朝昼晩の食事はエプロンをして食べていますし、歯磨き剤が口からダァっと出ることもしばしばなので、そのままエプロンをして歯磨き洗顔もするようにしています。
しかし、エプロン姿で病棟内をウロウロしている人など男女問わず一人もおらず
先ほど看護師さんに
「あら、かわいらしいですねっ」
と、からかわれてしまいました
60を過ぎた爺さんに向かって可愛いも何もあったもんじゃないと思うんですけどね。
どんなにからかわれようと、私にはエプロンが必要なんですっ
これからもウロウロしますよ、エプロン姿のままで、ええ。
夫は現在、開口訓練を中断していますが、自宅では1日3回、食事の前に10分間の訓練を続けています。
私から見ても、少しずつですが口が開くようになっていたので、中断してしまうのは本当に残念
毎回、顔をゆがめながら痛いのを我慢して器具で口をこじ開けているんですから、嫌だな、痛いなと思って止めてしまう人もいるのではないでしょうか。
そして残念なことに、訓練後は開くようになっても、しばらくするとまた戻ってしまうようです。
ですから、戻るのが少なくなっていったらいいなと思っています
現在、朝一番に口を開くと、カンロ飴がギリギリ
他の飴は小さいので入りますが、カンロ飴はその日の調子によって、入ったり入らなかったり。
入らないときは、口をこじ開けて入れてます
開口訓練を再開したら、まずはカンロ飴が入るかどうか、確認してみようと思います
いつも口と鼻が直結していると書いていますが、普通の人にはどういう状況なのかイマイチわからないことでしょう
文字通りの『直結』となっており、手術で鼻を構成する部位も削り取られたので、普通は口の奥、のどの近くで繋がって空気が出入りしますが、口の真上の上あごから空気が入ってくる感じです。
あ~んと口を開けると上あご部分にポッカリと穴が空いており、たぶん鼻から明かりを灯せば見えるんじゃないかと思います
妻に見てもらったことがありますが、
「あらぁ~、すごいことになってるねぇ」
と言っていました。
そんな状態ですから口に水を含めば右の鼻の穴からジョンジョロリ〜ンと出てきますし、ご飯を食べれば米粒がポロリと出てくることだってあるわけです。
それだけに汁物を食べる時は細心の注意が必要ですし、固形物も油断できません
そんな私ですから、もう人前での食事、外食などは困難だと思います。
今の時代、テイクアウトやデリバリーが盛んですから助かりますね、ほんと